
高田馬場から早稲田まで歩く。
途中、何か食べようか、後回しにしようかと決めかねていた。
そうこうするうちに万豚記(もと玉丹)まで来てしまった。立ち止まって「うーん」と考える。考えるというより腹と相談する。
その時ふと、前方左手に「カレーうどん」のノボリが見えたのだった。
「あ、そうだ。名古屋うどん。ここなら軽くサクッといける」
さっそく入る。
メニューで目についた上記の品を注文。
これ、つけ汁も冷たいのね。で、つけ汁のなかに具がいっぱい入っています。麺はきしめん。柔らかめでのびるタイプのうどんは、このくらいの麺の幅があると独特の食感を生み出すものだと再認識。300gていどなので小腹を満たすのにはちょうどいい。
打ち上げ花火のように次々と開店しては、生き急ぐかのように次々閉店していくラーメン店のつらなりが途切れた先の早稲田通り沿いにある。高田馬場駅と早稲田駅の、ちょうど中間地点あたりと立地が悪いけれど、地道に営業を続けている店です。