
群馬県のなかでももっとも南西部に位置する上野村にあるうどん店。
ずいぶん山の中に入ってきているので、店に入ると北海道でよく見かけたタイプのストーブがあるのがなんとなくうれしい。大テーブルに座ったのですが、窓の方の小上がりはこたつですよ。いいですねぇ。

さてメニューを見るとつけめんタイプのうどんがあるので、それを頼もうかと思っていると、すかさず「カレーうどんはしじみ出汁で、なめこうどんのなめこは原木から採ったものです」と店のおばちゃんからアピールがあります。

う、なめこにソソられる。というわけでなめこうどんを注文。
しばらく待って出てきました。
ちょっとだけ大きめのなめこはしっかりした食感と味があります。
うどんはまるで博多うどんのような、口のなかで溶けそうな感触のもの。
店の壁には猪のアタマの剥製なんて飾ってあったりして、いろいろとおもしろげな店です。
火曜休みで11時から19時。
上野村新羽56
下の外観画像、真ん中の白っぽい建物が目立ちますが「やまざと」は看板とノボリに隠れた方の建物です。

店の前の道路は国道462号。通称「十石峠街道」と言うらしいですが、群馬県伊勢崎市から長野県佐久市までを結ぶ道路です。食べログを参照するといくつかうどん店があり、それぞれ田舎っぽい個性がありそうで興味を惹かれます。
この「やまざと」から東へわりとすぐにあった「きらくや」は、どうやら閉店したような様子。さらに東へ進んでとなりの神流町に入ったところにある「神高屋」は「しばらく休業します」との貼り紙がありました。そこからさらに藤岡市方向に進んだところにEg-Blogさんで紹介されている浦沢屋さんがあります。ほかにも興味を惹かれる店があるので、近いうちにもう一度行ってみることにします。