
2013年2月開店。
庄司@川島町やむぎぶえ@高坂の系列の店らしい。
カウンタのみ10席ほどの小さな店。店主ひとりでやっています。
注文を受けてから茹でる。茹で時間は8分とのことだけれど、訪問したときはタイマーは7分でした。
しかし茹で釜がひとつだけなようで、タイミング悪いとなんだかんだで20分ぐらい待つことになります。そこらへんは覚悟。
出てきたうどんは、褐色です。記事にしてないけれど2年前に庄司@川島町に訪問したときの記憶からすると、やや太目で、やや硬めの茹で上がりにチューニングしているような感じがする。
しかしながら庄司やむぎぶえのうどんと同様に、雑味も含んだ小麦の風味がぶわっと立ち上がってきます。都区内にある武蔵野うどんの店としては、そこらへんのポイントだけで言えば一番かもしれない。
つけ汁はただ醤油感が強いだけでなく、醤油のアミノ酸感というか何と言うか(←いまつくった造語だけど)つんとくるようなうまみのパンチ力があります。甘さ、しょっぱさ、豚肉のうまみはそれを下から支えているような構造。
最初からすりゴマがかかっていて、物足りない向きには卓上すりゴマ器もあり。
ゆずも最初から仕込まれていて、食べ進むとすぐに強いゆずの風味が顔を出します。
値段はちょっと高めかもしれないけれど、洗練されたタイプでもなく、讃岐とのハイブリッドでもなく、無骨な武蔵野うどんのど真ん中を味わえる店として都区内在住の人におすすめできると思います。
もうちょっと店が広いといいけどな。あと、客にお盆をカウンタ越しに戻してもらうしきたりにしたいようだけど、それなら台布巾もカウンタに置いておいてほしいな。つけ麺メインでカウンタだけの店はそうしているわけだし。(自分はティッシュで拭いた)
月曜と第一三火曜休みで、11時半から15時、17時半から21時。
JR中央線高円寺駅の南口を出てそのまま南へ。「高円寺4丁目」の信号を右折、最初に右折出来る路地へと入ってすぐの右側に店がある。

地元店にはどうしても甘くなる自分がいまして。。
同じ高円寺、「てんてこ」には行かれましたか?
ここも良店。世にはあまり目立ってないけども、自分のリピート店です。
とこ井を出てすぐ「お、もしかしてここらが駅ホームから見えるマルフク看板のビルの近くかも」と思って頭上を見上げたら図星でした。
連投すみません。思い出したもので。。
しかしこの「世田谷店」が自分にはどこのなんていう店なのかわかりません。どなたか知ってますかね?