
前回の訪問のときの記事にこんなコメントが書き込まれた。
「この店の者ですが、うちのことが載っていると情報が入りましたので拝見いたしました。
このような勝手な書き込みはやめていただけますか。
うちは、7代続く老舗です。
あなたにどうこう言われる筋合いはありません」
これがホントに店の人なにかどうかはわからない。「店の者ですが」とわざわざ書くところがあやしかったりする。
真偽はともかく、気になることは気になるので再訪問してみた(昨年末のことです)。
前回、天ぷらがぱりぱりと硬かった。なのでこれはあたたかいうどん用のものだろうと推測、天ぷらうどんにした。中盛りと言ってもさほど量があるわけではない。しかしこの値段だ。前にも書いたことだけれど、品質をとやかくいう値段ではない。
麺は細麺。箸でつまんで引き出すとブチっと切れた。おやおや。弾力はあるので麺が死んでいるわけではなく、麺が丼のなかでくっつき合っている。
茹で置き麺なのでテボで湯がいて出すのだけれど、そのときにきちんとほぐしてなかったわけですな。これは手抜き。
汁も薄味なので、ここは立ち食い店のようにさくっと食べたいときに利用する店だろう。
先の書き込みがホントに店のひとかどうかはともかく、7代続いているということに、こちらは何も期待してはいないし、それを自慢してはいけません。インドでは「うちはここで3000年店をやっている」と言われたことがあるぞ。だからといって飛び抜けて美味いカレーではなかったけれど、開き直るならそのくらいのサイズのものを持ち出してくれないとシャレが効かない。
