
この店はたぶん閉店してしまっている。志木街道沿いの、東村山から清瀬に入った野塩橋そばにあるので、一将に行くときは前を通るのだけれど、最近、ノレンが出ているのを見たことがない。
訪問したのは2005年3月の末。長いこと気になっていた店ではあった。しかし下の写真のような外観なのでひるんでいた。
意を決して入ってみると、トタンで囲われた部分の奥にももう一卓ある。しかし人のけはいがない。調理場にむかって声をかけると「なんだ、客か」という感じで老人が現れた。肉汁うどんはないので、きつねうどんを頼む。
出てきた品は、褐色の麺。小麦の風味はあるけれど、柔らかすぎて歯ごたえがない。しかし量は多い。写真でもどんぶり表面から麺が盛り上がっているのが確認できると思う。

